続・鮑黎明先生のこと

占い情報発信blog : 大久保占い日記

鮑黎明先生のご自宅にお邪魔してきました。
　
午後１０時前という遅い時間にも関わらず、人が入れ替わり立ち替わり…。
先生は好かれてたんだなあ、としみじみ感じました。
　
お顔は生前のまま。
みんなでカラオケに行って、先生だけ歌い疲れてスーッと眠ってしまった時のお顔と全く一緒でした。あまりにいつもと同じなので、お亡くなりになられたとはにわかに信じがたく、逆に涙が出てきました。
　
一通り先生にご無沙汰を詫びた後、ご遺族の方や、その場にいらした皆さんと思い出話をしていたのですが、とにかく食べることが大好きで、しんみりしたことが大嫌いな先生でしたので、葬儀の後に改めてどんちゃん騒ぎの大宴会をやろう、ということになりました。
後日改めてアナウンスがあるかと思いますので、みんなで盛大にやりましょう。
台湾からも知己が来られるでしょうし、いったい何十人、何百人になるか解りませんが…
　
　
＃そして自分の話のようで恐縮なのですが…
机の上に古い命式ノートや原稿用紙が山積みになっていたので、どうしてこんな古いものが…とご遺族の方に聞いたところ、先生が生前、ご自身でノートの整理をはじめられていたそうです。
パソコンの中にも書きかけの原稿がたまっており、可能であれば鮑先生が生きた足跡を残しておきたいとのこと。
鮑黎明という凄い人がいた…ということを後世に伝えるためにも、遺稿集をまとめるなり、「飛星紫微斗数闡秘」の再版なりを果たさないといけない、と決心しました。
出来るかどうかわかりませんが、落ち着いたら東洋書院さんと話をしてみたいと思います。
　
もっとも、私以外の人間もそう思っているでしょうから、私がしゃしゃり出る必要はないのかもしれませんが…その場合は供養のために、お手伝いだけでもしたいところです。

2010年03月24日

書いた人田中 :

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この日記へのコメント：

鮑先生のファンの者ですが、突然の訃報に驚きました。
ぜひ、「闡秘」の復刻をしてほしいと願っていますが、復刻
にはどのくらいの費用がかかるものなのですか？

また、追加収録できるような、鮑先生による飛星についての
原稿などは存在しているのでしょうか？

書いた人山本 : 2010年03月25日 00:07

おはいようございます。鮑先生の風水学の通信講座を受講し、それ以来、八字(中国命理枢要は持っています)以外の本は大方持っています、
私も地元・静岡の友人のメールで聞いて驚きました。
正直、ショックです。
何か、生きていた証拠を残せるといいと思います。
山田光複先生の門下生になりましたが、その時、「外部持ち出し厳禁」という条件で李科儒老師の翻訳資料をいただきました。
遺産として引き継ぎたいと思います。

書いた人鈴木 : 2010年03月25日 05:56

コメントありがとうございます。

＞山本さん
本の値段はページ数や装丁によって変わるところが大きく、
費用に関しては、仕様を決めて計算しないと解らないというのが
出版業界の常識になっているようです。

遺稿については、沢山あると聞いておりますが、
何があるかはわかりません。
先生は四化についてなどの情報も盛り込んで再版したいと仰っていたので、
もし再刊可能なのであれば増補のページを入れてほしいところですね。

書いた人田中 : 2010年03月25日 11:39

＞鈴木さん
コメントありがとうございます。
考えてみれば、日本の有名な占術家の大半は鮑先生の教えを
どこかで受けているわけで、特に紫微に関しては比類ない業績を
残された先生だと思います。

それにふさわしい記念碑が出来れば、
私もファンとしてこれ以上のことはありません。
何とかしたいところですがなにぶん私だけでは非力ですので、
皆様のお力添えをいただければと思います。

書いた人田中 : 2010年03月25日 11:43

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