村野大衡先生の新刊「紫微斗数命理学」

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村野大衡先生の新刊「紫微斗数命理学」を、遅ればせながら購入しました。
「台湾上機派の紫微斗数を紹介…」ということですが、理論や計算式が延々と並んでいるわけではなく、身宮や双子の鑑定法、流年鑑定における太歳と小限の利用法、紫微斗数の基礎理論等々、日本の紫微斗数書ではある意味ツッコミの甘かった部分にスポットを当てる構成で、どちらかというと「広く浅く、台湾の紫微斗数の先進性を知って貰いたい。そのために例としてこれを挙げる」といった感じの作りになっています。
もちろん台湾の書籍をそのまま読んでいるような向きには、それほどの目新しさはないと思うのですが、小生のようなヘタレ日本人としては断然買い、の本だと言えます。
また紫微斗数に限らず、占いについて色々と考えさせられる事が書かれており(このあたりは鎗田先生のエッセイが詳しいので割愛しますが、「考え方」の大事さというのは最近私も徐々に解ってきました)、色々と得るものがありました。
褒めっぱなしだと東洋書院の回し者だと疑われますので、クレームも少々。内容とは全然関係ないのですが、全体の1/3が暦で、なおかつこの本の購買層を考えると、暦はカットして3000円くらいにしてくれれば最高だったのになあ、という気もします…って、これは重箱の隅すぎるというか、贅沢の言い過ぎでしょうか。


鎗田宗准先生の新刊も併せて買ってきましたので、こちらもまたレポートします。



2007年06月07日

書いた人 田中 :

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