日経平均先物・FXでの利食いを考察する


マーク・ダグラスも言っていますが、トレードで一番難しいのは利食いです。システムトレードでも同様、最適な利食いラインの設定は本当に難しいですねぇ。
そこでマーク・ダグラスの提案していた利食い法をご紹介します。元々はS&P先物の利食い法ですが、日経平均先物に応用してみます。
 
・ミニ3枚を買い建てる
・損切りを建値から4ティックに下に置く
・買値から4ティック上がった時点で1枚目を利喰う
・買値から8ティック上がった時点で2枚目を利喰う
・3枚目のストップロスを買値に戻す(これはやらなくてもいい)
 
つまり3枚建てた時点の総リスクは12ティックですが、1枚利喰った時点でのリスクは8ティック(建玉の2枚が全損になった場合)引く、4ティック(利喰った1枚)で4ティックになります。
2枚利喰った時点では当然、総リスク0で最低限4ティックの利益を確保したまま、1枚まだポジションが残っているということになります。
この最後の玉は引けまで持ってもいいですし、デイトレであれば日足の高値やATRを用いて、欲張りぎみの利食いをかけてみてはいかがでしょうか。
 
マーク・ダグラスは「この方法は心理的な負担がもっとも少ない優れた方法」と言っています。これは、全く私も同感ですね。

書いた人 田中 : 2008年02月03日 14:01

手数料の安い証券会社 解説

情報提供の豊富な証券会社 解説

トラックバック情報

このエントリーのトラックバックURLは:
http://www.fortunetelling.jp/blog/mt-tb.cgi/366
です。


この記事へのコメント: メッセージをどうぞ。




情報を保存しますか(次回から入力の手間が省けます)


[an error occurred while processing this directive]